ウミガメ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
津屋崎町の海岸には、古くからウミガメが産卵のために上陸しています。本町にやってくる「アカウミガメ」の産卵は、主に5〜8月。産卵は、上陸→穴掘り→穴埋め→降海と、およそ2時間かけて行われ,ピンポン玉のような卵を1回に100〜150個産みます。なかには、1シーズンで最大6回も産卵するウミガメもいるようです。
 親ガメになれるカメは、5,000頭に1頭だと言われています。砂の中から出られなかったり、外敵に襲われたりと、さまざまな試練を乗り越えた子ガメだけが親ガメになれるのです。ウミガメの生態は現在研究中であり、まだ解明されていないことも多くありますが、産卵時は、警戒心がとても強く光や音を嫌うため、「暗くて静かでできれいな砂浜」でだけ産卵するということははっきりと分かっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


宮地嶽神社
■商売繁盛・交通安全・家内安全の神様として多くの参拝者が訪れます。また、長さ13.5m、重さ5tの日本一の大注連縄があることでも知られています。5月下旬には江戸菖蒲が約100種類・5万株が咲く、花の各所でもあります。


潮湯の里 夕陽館
■「潮湯の里夕陽館」の風呂には地下から汲み上げた海水を温めた潮湯を使っています。そのほかトレーニング室やリハビリ室、会議室があり、心身のリラックスに最適な施設です。


津屋崎人形
(福岡県特産民芸品)

■粘土を素焼きにして、筆で彩色した人形。その歴史は、安永年間(1772〜81)にまでさかのぼります。節句などのめでたい席に欠かせない品として、現在も親しまれています。ふくろうの形をした「モマ笛」などが有名です。


津屋崎漁港

■津屋崎漁港は、昔から漁港が盛んな土地。福岡県でも有数の魚穫高を誇っています。毎週日曜日には、午前6時からその日に水揚げされた魚や、干物などを販売する「朝市」が行われ、多くの買い物客でにぎわいを見せます。


マルティグラス
(福岡県特産工芸品)


■さまざまな色ガラスを何層にも重ねて、花瓶や置物、食器などを作る伝統工芸品です。およそ80年の歴史があり、昭和63年に福岡県の特産工芸品に指定されています。体験教室や、製造過程を実際に見られる工場見学も可能です。


あんずの里
 

■「あんずの里市」をはじめ、農林漁業体験実習室、展望台や野球場などを備えた「あんずの里運動公園」があります。町内外から多くの人が訪れる、想いの場所です。春には約4,000本のあんずが開花し、斜面一面が淡いピンク色に染まります。